対面講習会では、実践のイメージをつかむために、模擬検査を実施する。和やかに農場の検査をおえ、書類や記録のチェックも終了。通常の検査のように「終了会議」をグループの代表者が実施する。
「使用予定肥料に記載がない籾殻が置かれていたので、リストに記載するよう改善を推奨する」という旨の発言に「それは納得しません」と切り返す生産者。
認証事業者の現場をお借りして模擬検査を実施するのだが、この認証事業者の代表は、自身も昨年検査技術講習会に参加している強者。模擬検査の前日に、わざと、指摘させるようにリストに記載のない籾殻をおくという仕掛けをしていたもの。
事業者側の多少芝居がかった切り返しで笑いも誘ったが、代表で会議を担当した人も笑顔の奥でとまどいを隠せず。それでも、指摘した根拠を説明するという、さすがの対応でした。
この講座には、日常、有機農業とは縁遠い方々も多数受講されるが、オーガニックリスクとは…とくり返すため、次第に検査員目線がつき(?)、逆に細かいところに目をくばり、記録の矛盾などにも気づくようになる。今回も、実践を通して多くの気づきが生まれる講習会となった。

