オーガニックレストラン認証は発展中!

2016年8月6日(土)、東京・京橋の中央区立環境情報センターにて、オーガニックレストラン認証の説明の会を設けました。

この認証は、まだ日本では発展途上。二つの認証機関が試行錯誤しながら立ち上げたもので、それぞれの特徴がみえ、これからどんなふうに展開していくのか、楽しみになりました。

JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会) オーガニックの食材の使用比率を評価しながら、初級、中級、上級と星の数でみせようという仕組みである。たんにオーガニックの食材を使った料理を食べるということをすすめるというより、オーガニックに触れる機会としてレストランを位置づけ、「オーガニック=地域、自然、社会とのつながりを感じる=楽しい」という価値観を共有していきたいという姿勢がみえた。

リーファース  サービスを受ける立場にたち、情報の正確さを問うているのが特徴。従業員へのオーガニックの教育を重視し、変化の多い食材への対応を期待している。メニューにはオーガニックの比率がわかりやすいマーク(辛さを示す唐辛子の個数のイメージ)をつけることができる。真のオーガニックをきちんと伝えることが大事にされる。メニュー一つからでも、認証がとれるというところで、幅広く取り組みやすい仕組みがみえた。

現在、レストランでオーガニックの食事を提供している方、オーガニックの食材を提供する方、オーガニックの検査をしている方などから様々な質問があげられ、今後の認証プログラムが実需者のなかでもまれ、よりよいものにするための意見がでました。今後、この二つの認証機関のプログラムが、全国レベルでどのように広がりを見せていくか?参加者は、そのあと認証をうけたレストランでおいしい食事を堪能しながら、オーガニックへの取り組みの真摯さに触れたり、他地域でのこの認証の展開について模索したりという熱い時間をすごすことができました。

福岡で意欲あふれる受講生がJOIA/IOIA研修に!

2016年1月23日~26日にかけて、福岡でJOIA/IOIA検査技術講習会の加工コースを開催しました。

この講習は、2015年7月に、ホールフード協会のメンバーの要請をうけて、農場コースを開催した結果、

「検査員になりたい!!」という意欲あふれるメンバーから、「ぜひ、加工コースも!」という声を

うけて、開催する運びとなりました。

すでに農場コースに参加された方が多いなか、新たにチャレンジされた方も!平年にない大雪のなかの

模擬実習も無事こなし、みなさん、無事に修了の運びとなりました。

参加者のおひとりからいただいた感想です。

オーガニック食品に興味を持ち始めまだ日が浅く、研修前はどのように勉強すれば良いか不安でいっぱいでした。

いざ講習が始まってみると、講師の方々の教え方が上手で、かつこれまで実施されてきた検査の様々な体験談を交えながら講義いただき、初心者である私にもとてもわかり易く、イメージしながら講習を受けられましたのでとても勉強になりました。

研修時は、福岡ではめったに無い積雪というアクシデントに見舞われ、滑る道路を歩きながら講習会場まで行き来した事、タイヤチェーンを巻きながら八女市までの模擬実地検査を行った事等、思い出に残るハラハラドキドキの4日間でした。山口

 

 

 

 

 

2016年4月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi