少人数向け有機JAS講習会

有機JAS生産行程管理者・小分け業者を対象とする少人数向けJAS講習会を開催いたします。

日時:2014年10月7日(金)  10:30~17:00 (受付開始 10:15)

場所:東京セミナーハウス(行き方は、当HPの「東京セミナーハウス」をクリックしてご確認ください。

受講料:20,000円

定員:4名

講師:森山靖子検査員

対象:有機加工食品の生産行程管理者、有機農産物ならびに有機加工食品の小分け業者

生産行程管理責任者・小分け責任者及び格付担当者・表示担当者の資格の取得を必要とする方。

 

(注:この講習会では、当協会の講習会を指定する登録認定機関のみ、修了者として上記の資格を満たした

とみなされます。指定講習会に指定されているかどうかは、認定を受けている又は申請予定の登録認定機

関にお問い合わせください)

 

申し込み、お問い合わせはJOIA事務局 (info@joia-organic.com) までご連絡ください。

2014年9月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi

JOIA 忘年会 

JOIAの忘年会は、12月20日(土曜日)です。同時に例会も企画中。

 

2014年9月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi

食品工場での大事なリスク管理(目にみえない危険を学びました)

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イカリ消毒㈱ 江藤さん   「おっちゃん」と自称しながら、真摯な講義で情報満載!

 

50代以上の世代は、腸チフス、赤痢(疫痢)といった言葉にある種のノスタルジーを感じるかもしれません。

幸いなことに近頃ではほとんど聞かれなくなりました。

NHKの朝の連ドラで主人公村岡花子の息子が発病からわずかで亡くなったのは、この疫痢でした。

それほど恐ろしい病気がなりをひそめたのは、上下水道の整備や冷蔵庫の普及、それに伴う衛生意識の向上にほかなりません。

しかし食中毒は未だ制御しきれない病気ですし、昨年末のアクリフーズ事件のように悪意による危害が起きる可能性はゼロにはできません。

食の安全(フードセーフティー)、食品防御(フードディフェンス)は、食品の生産・製造現場に立ち入る検査員にとって

また、消費者の立場からも十分な知識をたくわえ、注意を払うべきことであると、イカリ消毒江藤さんのお話を伺いながら強く感じました。

有機の検査では、規格・基準への適合ばかりに気をとられがちです。

たしかに、有機食品は農薬や添加物などの化学的な危害は無視できるレベルと思いますが

食の安全や防御についてのさらに広い視野を持って、現場に向かうべきと思いました。

 

伊藤和代

2014年9月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi

ハラール認証講座を開催しました

サイードさん ハラール認証品

サイード氏(ボードにはハラールの文字)       ハラール認証品の数々。中にはペットボトルの水も!

 

2014年8月21日(木)、東京都大田区の入新井集会室で、「ハラール認証講座」を開催しました。

ちまたでは、加工食品メーカー、ホテル、レストランでハラール認証が注目されてます。この講座の講師は、日本アジアハラール協会(NAHA)の理事長、サイード・アクターさん。サイードさんは、日本の有機JAS登録認定機関での勤務経験があり、JOIAの検査技術講習会も受講されています。オーガニックの検査のポイントや、認証システムに精通している方が、現在はハラール認証に携わっているというご縁から、今回の講座の開催にいたりました。

ハラールというのは、イスラム法で許された(合法的な)項目(もの であったり、ことであったり)をさすそうです。食品や化粧品などはもちろん、”もの”としてハラール認証の対象となるわけですが、仕事をするとき、生活をするとき、常にそれが「ハラールであるか」が重要な意味をなすとのこと。その根底を理解...とまではいかないものの、サイードさんの説明で、ハラールの基本的なとらえ方について、イメージができたのではないかと思います。講座そのものは、第1部は、ハラールとハラール認証システムの解説、第2部は、ムスリムへの接し方や配慮、第3部にムスリムフレンドリー(NAHAで日本でハラール対応をするために作ったハラール認証に準じた規格で、主にホテルやレストラン、医療施設などへの適用を対象としたもの)について、という流れで展開しました。

来日されてからの生活も長いサイードさんが強調されたのは、ムスリムの方は、同じ品物が並んでいれば、必ずハラール認証マークがついたほうを選ぶということ(その市場を世界規模でみれば、16億人!)。また、メイドインジャパンの品質が高いことを知らしめるという意味でも、ハラールマークはとても役にたつということ。すなわち、輸出だけでなく、国内での需要(在日のムスリム、観光のムスリム)がとても高くなる可能性があるということでした。世界中では、ハラール認証の期間は500以上あるといいます。これはオーガニックより多いかほぼ同じぐらい。数字でいえば、4人に一人がムスリムという現状を考えると、大きな市場であることは間違いないでしょう。また、日本各地のすばらしい観光地に、ムスリムフレンドリーの認証をうけた施設がたくさんあることで、世界中からお客をよべるようになる!という、大きなお話しが展開されました。

具体的な禁忌についての説明や、有機JASの内部規程をひきあいにした認証での必須書類などの解説もあり、たっぷりハラールにひたる一日となりました。

MS

2014年8月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi

村上護氏還暦記念講演(JOIA関西支部定例会報告)

6月14日、大阪駅前第2ビル生涯学習センター研修室にて、JOIA関西支部定例会「村上譲氏還暦記念講演~食生活論・入門~」を開催しました。

食にまつわる用語

「走り」と「名残」の違いは何ですか?そんな質問から始まった村上さんのお話。いつもグッとひきこまれてしまうその話術は健在でした。旬より早く出回るのが「走り」、旬を過ぎて残っているのが「名残」です。たとえば、「走りのマツタケに名残のハモ」といった使い方をします。なかなか通な感じがしますね。ほかにも、原料と材料、調理と食品加工、食料と食糧などの違いについて、矢継ぎ早に質問が浴びせられ、指名された参加者たちは目を白黒させて答えていました。

 

食文化とは何か

質問はさらに続き、「(人は)なぜ食べるのか?」「火食の開始によって、食生活はどう安定したか?」など、興味深い質疑応答で講義はすすみました。必死で取ったメモから一部転記してご紹介しましょう。

食文化とは、「個人の食習慣が歴史を経ることにより、その国、地方、地域、村などで生まれ育ち、生活する人々によってある程度のまとまりを生じ、それが変化しながらも、そこで未来に継承されることが見込まれるもの」であり、人々が上手に食生活を営み続けるのに役立ちます。

食習慣が急激に変化すると悪い影響を及ぼす事例が二つ紹介されました。

事例①日本のある長寿村で、昭和60年、新しい道路ができ、トラックでさまざまな食品が村に運ばれて来ました。これまで粗食で健康的な食生活を送っていた村人たち、特に若者たちは、それまで口にしなかった食物を食べるようになります。やがてエネルギーを過剰摂取するにいたり、糖尿病等の生活習慣病を患うようになり、親より若い世代が次々に先に死に至る「逆さ仏」現象が起こりました。「さかさぼとけ・・・」。人間のいのちの循環まで狂わしてしまう、なんておそろしい現象でしょう。

事例②トンガの国の人々の主食はタロイモです。しかし、そこへパンが輸入されるようになり、みんなパンを食べるようになりました。パンは急激な血糖値の上昇を招きます。タロイモは同じ炭水化物でも食物繊維が豊富に含まれているので、太っても健康でいられるのです。健康には味付けしていない野菜が一番とのこと。

話はさらに、日本の食文化史に及び、500年前に西欧から油と砂糖が入ってきて、これが旨味のもととなったこと、日本食は300年前、庶民が食文化の担い手となることを通じて完成し、それまで生きる糧であった食は、文化へと発達したこと等を学びました。

 

コクとは何か?

コクとは、学術的に意味が定まっておらず、村上さんご自身が研究したいテーマだそうです。味とは、五味を意味し、甘味、塩味(しょっぱい)、旨味、苦味、酸味です。辛味は痛覚であり、味には該当しないとのこと。そしてコク=残り味ではないかと村上さんは定義づけておられました。みなさんはどう考えますか?

村上さんの還暦記念講演は、みんなの心に深いコクを残し、拍手喝采で幕を閉じました。村上さん、ありがとうございました。

 

村上さんを囲んで懇親会

講義のあとは、場所を変え、お待ちかねの還暦祝いをしました。村上さんにみんなから、赤いちゃんちゃんこならぬ、赤いバラの花束と扇子をプレゼント。滋賀県産野菜料理のお店の個室で、つきない会話に大阪の夜は更けていきました。今回嬉しかったことは、はるばる静岡からJOIA新理事長の作吉さんが駆けつけてくださったことでした。作吉さん、静岡名産しらすパイのおみやげ、ありがとうございました。また、JOIAを一度離れられた元会員のお二人が参加され、JOIAにカムバックしてくれたことです。

ゆるやかでもずっと続くつながりを、もっともっと広げていきたい、めざすはJOIA西日本支部だ!と盛り上がったのでした。

 

2014.6.14  畑節子記

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2014年8月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Keiko

JOIA塾 稲作編 開催!

712() 第2回目となるJOIA(稲作編)は、おかげさまで参加希望者が10名となり、会場を大田区山王会館に変更しての開催となりました。台風8号通過後でとても蒸し暑い日でしたが、認定機関の方、検査員の方やオーガニックに興味のある方などが集まりました。

認定事業者(米生産者)で検査員でもある山崎美穂さんから基本的な有機稲作栽培の1年についてのお話しから始まり、生産者の立場で気を付けているオーガニックリスク、有機栽培していく中で大変な作業(除草!)などを質疑応答を交えて講義いただきました。

検査員をしている方から使用農機具・施設の清掃方法についてや実際あったお米の汚染リスクへの質疑応答、さらに山崎さんが米の等級検査をしている事や鳥が嫌いだったというカミングアウトなどあり盛りだくさんな内容で、あっという間に予定時間となりました。

今回は稲作編でしたが、本年、作物別のJOIA塾は今後も開催予定です。検査のケーススタディや情報共有の場としても活用していくべきと参加者からの声がありました。(もちろん守秘義務を遵守の上、です。)

和田拓

2014年7月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi

JOIA塾開講

5月31日、大森でJOIA塾が開催されました。

まだ見習い検査や初回の検査をはじめたばかりの初々しいメンバー、これから有機の認定機関で

働くという方、まったく検査にはかかわっていないけれど興味をもっている方々....一部に

ベテランも交えて、和気あいあいとした雰囲気ですすみました。

基本中の基本、ということで、初回はJAS法について。

有機JASだけでなく、検査員としても、認証機関のスタッフとしても、さまざまな認証にかかわ

っていく可能性があります。制度の根幹をまずはおさえておこうということで、シンプルに

ポイントを整理しました。表示見本として用意された調味料を参加者でじゃんけんで分け合う

場面あり。先輩検査員として参加された西条さんも富岡さんも、苦労したときを思い返しつつ

新人の方との意見交換をしていました。これから、テーマ別に積み重ねていく予定。検査の

準備に役立つ内容や、不安の解消につながるコミュニケーションの場になることを確信しま

した。

MS

2014年6月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : Mutsumi

JOIAからのお知らせ

このページでは、代表理事からのお知らせや、JOIAの活動報告などをするページです。

NPO法人から、一般社団法人に移行いたしました。

これまで、正会員、賛助会員としてご登録いただいた皆様には、サポート会員として引き続き、

ご支援、ご協力をお願いいたします。

法人会員のみなさまにも、これまでどおりのサービス、特典を継続させていただきますので、

継続のご登録をお願いします。

2014年4月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : admin